おすすめのマウスピース矯正10選！選び方やタイプ別ランキングも紹介

マウスピース矯正の特徴をおさらい

まず最初にマウスピース矯正の特徴について、確認しておきましょう。

マウスピース矯正は、マウスピースを長時間・長期間装着することで歯に継続的に力を加えて動かす歯列矯正法です。歯の動きに応じて徐々にマウスピースを変えていくことで、無理なく歯を動かします。

前歯の部分の矯正を行う部分矯正と奥歯を含む歯並び全体を矯正する全体矯正の2種があり、全体矯正のほうが矯正期間が長く費用も高くなります。

マウスピースは透明なため、矯正中であることが一見わからないほど目立たない点が、ワイヤー矯正と比べて大きなメリットになっています。

また、ワイヤー矯正よりも痛みが少なく、矯正器具で口内炎を起こす可能性も少ないのも良い点です。

取りはずすことができるので、飲食はマウスピースをはずして楽しむことができます。歯磨きもマウスピースをはずして通常通りできるので衛生的でもあります。

ただし、1日20時間以上装着している必要があるので、はずした後にすぐに着けなおすめんどうな自己管理が必要な点がデメリットです。

関連記事マウスピースを使った歯列矯正とは？メリットやワイヤー矯正との違い

近年、マウスピースを使った歯列矯正をする人が増えています。マウスピース矯正が気になるけど、実際にどうなの？本当に効果があるの？と不安になる方もいるのではないで…

マウスピース矯正を選ぶときのポイントを解説!

マウスピース矯正のブランドはたくさんあるので、ここからひとつに絞るのはとても難しいですよね。

HPだけを眺めていても違いがなかなか見えてこないので、しっかり比較せずに目についたものを選んでしまいがちです。

ここでは、マウスピース矯正を比較検討するために重要なポイントを5つあげましたので、これらを踏まえて自分に合ったブランドを選びましょう。

1.自分の症状に適した治療方法が選べる

マウスピース矯正には部分矯正と全体矯正があります。

ブランドによって、部分矯正のみを対象にしているものと、全体矯正まで行うものがあるので、自分の症状に合ったところを選びましょう。

自分で判断できない場合は、それぞれのブランドが提携しているクリニックに相談してみるのもよい考えです。

2.矯正に必要な費用が明確で安い

しかし、必要な費用をしっかりと比較するのはなかなか難しいのが実際です。HPを見る限りでは低い金額が書いてあっても、実際にはずっと多くの額を支払うことはよくあります。

多くのブランドのHPには月々3,000円といった安価な表示が並んでいますが、これはトータルの費用をローンで分割した場合の金額です。この金額は何か月でローンを組むかで大きく変わるので、比較する場合は支払う費用の総額を確認しましょう。

HPを見ても支払い総額がいくらかわからないようであれば、ブランドの問い合わせ窓口や提携クリニックに問い合わせましょう。

関連記事マウスピース矯正にかかる値段は？種類ごとの特徴や費用を紹介！

「マウスピース矯正はどれくらいの費用がかかる？」「ワイヤー矯正よりも安いって聞いたけど本当？」本記事ではこのような疑問をお持ちの方に向けて、マウスピース矯正の…

3.クリニックへ通いやすい

マウスピース矯正では、各ブランドがそれぞれ歯科クリニックと提携しており、そのクリニックへの通院が必要です。

最初に歯のデータをとる時にはクリニック行くことが必須ですし、矯正がはじまった後の経過監察でも定期的にクリニックに通院しなければなりません。

自宅から通える範囲に提携クリニックがないと矯正を続けるのが難しくなるので、提携クリニックの場所は必ずチェックしましょう。

また、一部のブランドでは矯正開始後はLINEでサポートしてクリニックへの通院を不要にしているので、近くに提携クリニックが見つからない場合はオンラインサポートの充実したブランドを選択するのもよい考えです。

4.治療の内容やメリット・デメリットをしっかり説明してくれる

マウスピース矯正は、自分の症状やなりたい歯並びによって適用すべき治療法が異なるので、矯正開始前の段階で、治療の内容や計画について医師との間で十分に情報を共有しておくことが重要です。

治療内容について詳細な点までしっかり説明してくれるブランドを選びましょう。

特に、マウスピース矯正によるデメリットやリスクなどのネガティブな点について、納得できるまで説明してくれるのが良いブランドです。

5.多数の症例を治療した実績がある

安いからと言って実績が不十分なブランドを選ぶのは、失敗するパターンのひとつです。

歯並びの悩みは患者ごとに異なり口の中の状態も違うため、ひとりひとりに最適な治療をするには多くの症例を経験し、データを保有しているほうが明らかに有利です。

関連記事マウスピース矯正の種類・違いを解説！自分の症状に合った選び方のポイントも紹介

マウスピース矯正には現在たくさんの種類があるため、どれを選べばいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。一見するとマウスピースはどれも似たように見…

人気のマウスピース矯正ブランド10選を徹底比較！

ブランド	おすすめポイント	価格	期間	矯正範囲	提携クリニック数
スマイルモア矯正	部分矯正に特化して短期間と低コストを両立	約17～35万円	3〜12ヶ月程度	部分矯正	関東エリアに6院
DPEARL	軽度からやや重度の症状まで幅広く低コストで治療	平均治療価格30～60万円 SHORT：30.8万円 STANDARD:42.9万円 LONG：55.44万円 HYBRID:69.3万円	SHORT：2~4ヶ月 STANDARD:4~6ヶ月 LONG：6~8ヶ月 HYBRID:8~10ヶ月	部分矯正 ・ 全体矯正	全国27院
ウィ・スマイル矯正	1回お試しプランでマウスピース矯正を試せる	4回コース：10.78万円 8回コース：23.1万円 12回コース：35.2万円 18回コース：51.7万円 24回コース：66万円	平均3~11ヶ月 4回コース：1.5~2.5ヶ月 8回コース：3~4ヶ月 12回コース：4~6ヶ月 18回コース：5~9ヶ月 24回コース：10ヶ月以上	部分矯正 ・ 全体矯正	全国に60院
hanaravi	通院は歯型をとるときだけ、後はLINEでサポート	Basicプラン：33万円 Mediumプラン：49.5万円 Proプラン：66万円	平均3~11ヶ月 Basicプラン：5〜7ヶ月 Mediumプラン：7〜10ヶ月 Proプラン：8〜18ヶ月	部分矯正 ・ 全体矯正	東京に3院 大阪1院 京都1院
ピュアリオ歯科	3Dデータからシミュレーションして治療計画を作成	ベーシック：55万円 スタンダード：95万円 プロ：115万円	半年〜10ヶ月	部分矯正 ・ 全体矯正	傘下のクリニックが1院 矯正相談室が3室稼働中 他に3院のクリニックと提携
キレイライン矯正	全国に100院の提携クリニック	約23～42万円	5ヶ月〜1年3ヶ月程度	部分矯正	全国100院
@smile	目安金額は30~60万円程度と低コスト	目安金額：30~60万程度 軽度：25~30万円 中度：35~59万円 重度：60~75万円	–	部分矯正 ・ 全体矯正	全国25院
ホワイトライン	前歯の軽度な症状を中心に短期間で安いマウスピース矯正	1回お試し：2.2万円 4回コース：17.6万円 7回コース：31.9万円 10回コース：46.2万円	4回コース：3ヶ月～ 7回コース：4.5ヶ月～ 10回コース：6ヶ月～	部分矯正	大都市圏を中心に34院
hanalove	ソフトとハードの2種のマウスピースで無理なく歯が動く	Easy Plan：21.78万円 Smart Plan：38.28万円 Premium Plan：77万円	Easy Plan：5カ月以内 Smart Plan：1年以内 Premium Plan：1年以上	部分矯正 ・ 全体矯正	全国24院
oh-my-teeth	通院は歯型スキャン時の1回のみ、矯正完了までLINEによるサポート	Basic：33万円 Pro：66万円	Basic：3ヶ月 Pro：6ヶ月	部分矯正 ・ 全体矯正	東京に4院 大阪に1院

おすすめできるマウスピース矯正ブランドを10件選び、それらの特徴を比較しました。

表形式で並べてみるとそれぞれの違いがわかりやすいし、必要な費用の目安もつかめてきますよね。

それぞれのブランドの細かい情報はこの後で解説しましたので、気になるブランドが見つかったら詳細を確認しましょう。

おすすめのマウスピース矯正ブランド10選!

マウスピース矯正ブランドは数多くありますが、ここではおすすめできるものを10件ピックアップして解説します。

それぞれに特徴があるので、この中から自分の症状に最適なものを選んでいきましょう。

1.【スマイルモア矯正】部分矯正に特化して短期間と低コストを両立

スマイルモア矯正は、関東エリアに6院の提携クリニックがあるマウスピース矯正専門ブランドです。

軽～中度の症例を対象に前歯の矯正に特化しているため、矯正に必要な期間が3~12ヶ月と短いのが特徴です。

期間が短い分費用もおさえることができ、3Dプリンターによるマウスピース作成などの新しい技術を採用することでさらにコストを下げているので、約17～35万円という低価格で矯正できます。

個々の患者の症状に合わせてマウスピースをオーダーメイドで作成するので、クリニックに通院する頻度は他のブランドより少ない3ヶ月に1度で十分です。

どの提携クリニックも主要な駅に近いので、東京近郊の人には通いやすいのがメリットですね。

2.【DPEARL】軽度からやや重度の症状まで幅広く低コストで治療

DPERLはマウスピース矯正の専門ブランドで、全国に27院の提携クリニックがあります。

軽度の症例に対応する部分矯正だけでなく、大きく歯を動かす必要がある全体矯正まで対応できるため、治療できる症例の範囲が広いのが特徴です。

3DプリンターやCADなどの最新のデジタル技術を使用してコストを下げているので、費用がかさみがちな難しいケースでも低価格で提供できます。

矯正開始後は、原則として月に1回クリニックへの通院が必要ですが、オンライン診療にも対応しているので、遠方の人でも便利です。

LINEを使って患者をオンラインでサポートする機能である「DPEARL Support β」を提供しており、患者のマウスピース装着の管理や、モチベーション維持をサポートしてくれるので、矯正を続けやすいのも大きなメリットですね。

3.【ウィ・スマイル矯正】1回お試しプランでマウスピース矯正を試せる

ウィ・スマイル矯正は、全国に60院の提携クリニックを持つ、大手のマウスピース矯正ブランドです。

前歯が中心の軽度の症例が対象の部分矯正と、奥歯まで動かす全体矯正の両方を実施するので、幅広い症例に対応することができます。

3Dシミュレーションにより、治療後の歯並びを事前にシミュレートするので、矯正後の歯並びのイメージをしっかりもって治療できるのも、おすすめのポイントです。

4回から24回の回数コースが複数用意されているのが特徴で、治療期間を歯科医師と相談して決めるため、なりたい歯並びと自分の予算に合わせて矯正できます。

1回お試しプランもあるので、マウスピース矯正が自分に合うかどうかトライしてみても良いですね。

4.【hanaravi】通院は歯型をとるときだけ、後はLINEでサポート

hanaraviは、初回の口腔内スキャン以外には通院が不要なことが特徴的なマウスピース矯正ブランドです。

3Dスキャンにより精密な歯型をとって矯正の方針を決定した後は、マウスピースが毎月自宅に届き、LINEでのオンラインサポートで矯正を続けていきます。

矯正過程の写真もLINEで共有してしっかり経過観察をするので、矯正開始後は基本的には通院は不要です。

治療の方針を検討するのは経験豊富な矯正専門の歯科医師なので、比較的重度な症状まで幅広く対応でき、実際の症例で対応可能と診断される割合は96.6%と高い率です。（※）

※　2021 年 7月時点の渋谷院の患者様を対象とした実績

5.【ピュアリオ歯科】3Dデータからシミュレーションして治療計画を作成

ピュアリオ歯科はインビザラインでのマウスピース矯正を行っているクリニックで、東京都内に1院と相談室3室が稼働しており、これ以外に全国に3院の提携クリニックがあります。

口腔内スキャナーが作成する3Dデータから歯の動きをシミュレーションして治療計画を立て、オーダーメイドでマウスピースを作成するため、無理なく短期間での矯正が可能です。

さらに、ピュアリオ歯科にはインビザラインのダイヤモンド・プロバイダー（※）に認定された歯科医師が在籍しており、治療計画の改善に貢献しています。

料金プランは、症状に合わせてベーシック・スタンダード・プロの3種が用意されており、幅広い症状に対応できるクリニックです。

※ インビザラインの開発元であるアライン・テクノロジー社の「インビザライン・プロバイダー制度」によるドクターのクラス。ダイヤモンド・プロバイダーに認定されるには、年間150件以上の症例実績が必要。

6.【キレイライン矯正】全国に100院の提携クリニック

キレイライン矯正は、これまでに10万人以上の歯並びを矯正してきた実績がある、国内有数のマウスピース矯正ブランドです。

使用するマウスピースは、デジタル技術で長さ0.05ミリ単位、角度0.5度単位で調整されており、ソフトとハードの2種を交互に装着することで、痛みを軽減しつつ徐々に歯を動かしていきます。

時間や費用のかかる全体矯正は行わず、前歯の歯列に限定した部分矯正に特化しており、その分価格が他のブランドと比べて低く、矯正期間も最短5ヶ月と短いのが特徴です。

また、マウスピースに注入するタイプのホワイトニング剤が料金に含まれており、矯正とホワイトニングが同時にできる点もメリットです。

全国に100院以上の多くの提携クリニックがあるので、通えるクリニックを見つけやすいのもメリットですね。

7.【@smile】目安金額は30~60万円程度と低コスト

@smileは全国に25院の提携クリニックを持つマウスピース矯正ブランドです。

歯科用医療機器メーカーのグローバルリーディングカンパニーであるストローマングループのマウスピース「クリアコレクト」を採用しています。耐久性や審美性にすぐれ、矯正力が長く続くので、効果的なマウスピースです。

部分矯正だけでなく全体矯正も対応可能で、数十万人の症例データを元に精度の高い治療計画を作るため、様々な歯並びに対応することができます。

提携クリニックはマウスピース矯正の経験豊富な歯科医院のみで、いずれも実績だけでなく人柄、衛生環境など厳しい基準を満たしているため、安心して治療を受けることができます。

8.【ホワイトライン】歯の軽度な症状を中心に短期間で安いマウスピース矯正

ホワイトラインは、大都市圏を中心に34院の提携クリニックを持っています。

比較的軽度の症状を中心に部分矯正で料金をおさえながら短期間に治療するのが特徴で、4回/7回/10回といった回数によって料金が変わっていく料金体系です。

マウスピースは患者の口腔内のスキャンデータをもとに国内生産しているため、高品質のものが短期間で制作可能で安心です。

矯正開始前には、口腔内のスキャンのために提携クリニックへの通院が1回必要です。矯正開始後は、経過観察のために1~3ヶ月に1回の頻度で提携クリニックへ通院します。

9.【hanalove】ソフトとハードの2種のマウスピースで無理なく歯が動く

hanaloveは全国に24院の提携クリニックを持つマウスピース矯正ブランドです。

日本やシンガポールなどアジアを中心に世界23カ国で3万件を超える実績を持つマウスピースを採用しています。

ハードとソフトのマウスピースを用意して短期間で変えていくため無理なく歯が動き、さらに衛生的です。

料金プランは、部分矯正を行うEasy Plan、全体矯正を行うSmart Plan/Premium Planが用意されており、根本的な歯並びの改善が必要な症状にも対応できます。

通院は矯正前の最初の診察の1回だけで、矯正開始後はLINEでサポートされるため、矯正が始まってからは通院の必要はありません。

10.【Oh my teeth】通院は歯型スキャン時の1回のみ

Oh my teethは、可能な限り通院しないで自宅でマウスピース矯正を行うことを目指したブランドです。

通院するのは最初に歯型のスキャンをする時のみで、その後はマウスピースが自宅に届き、それを使って矯正が始まります。

矯正開始後は、LINEを使ったサポートによって矯正を進めていきます。

矯正完了までの残り日数やマウスピースの交換タイミングなどの状況がLINE上で管理され、トラブル時もビデオ通話でいつでも相談ができるので安心です。

患者がプランを選ぶのに困らないよう、料金プランは部分矯正のBasicと全体矯正のProの2種のみでシンプルにまとめているのも特徴的です。

タイプ別マウスピース矯正おすすめランキング

マウスピース矯正ブランドにはそれぞれ特徴があり、その特徴によってタイプ分けすることができます。

各ブランドのタイプを把握しておき、自分が大事にしている条件と照らし合わせると、自分にぴったりのブランドを選びやすくなります。

ここでは、タイプ別におすすめするブランドをランキング形式で紹介します。

値段が安い・コスパが良いマウスピース矯正ランキング

矯正にかかる費用は、マウスピース矯正を選ぶときに最も気になるポイントですが、各ブランドのHP上の金額をそのまま比較すると失敗します。

前歯の歯並びを対象にした部分矯正に特化しているブランドの場合は、症例が軽度なのでHP上に提示されている費用も安くなりがちですが、自分の矯正に適用できるかは別の問題です。

ここでは、部分矯正だけでなく全体矯正も対応しており、軽度からやや重度の症例を幅広く扱うブランドでコスパがよいものをランキングしました。

ここにあげたDPEARL、hanaravi、@smileなら、部分矯正・全体矯正どちらでもリーズナブルな価格で矯正できますよ。

【DPEARL】軽度からやや重度の症例まで低コストで治療可能

DPEARLは部分矯正だけでなく、臼歯を含めた歯並び全体の改善を行う全体矯正もできるブランドです。

そのため、前歯部分の軽度な治療だけでなく、歯を大きく動かす必要がある中程度から上の幅広い症状にも対応できます。

しかも30~70万円程度のリーズナブルな価格で提供しているので、どの症状に対しても低価格で治療ができるブランドです。

部分矯正がおすすめのマウスピース矯正ランキング

前歯部分の比較的軽度な歯並びが気になる場合は、大きく歯を動かす必要がない部分矯正が行われます。

部分矯正では奥歯まで動かす必要がある症例には対応できませんが、顔の印象を左右する前歯を短期間で矯正できるというメリットがあります。

ここであげたスマイルモア矯正・キレイライン矯正・ホワイトラインは、部分矯正に特化して低価格・短期間に矯正できるおすすめのブランドです。

【スマイルモア矯正】部分矯正に特化して短期間で低コストの歯科矯正を実現

スマイルモア矯正は目立ちやすい前歯を部分矯正によって重点的に動かして、理想の歯並びに近づけることに特化しています。

治療できる歯並びは軽度・中度の症状に限定されますが、期間もコストも圧縮しています。

ただし部分矯正で治る症状かどうかは医師の判断が必要なので、まずはスマイルモア矯正の提携クリニックで相談してみましょう。

痛みが少ないマウスピース矯正ランキング

マウスピース矯正は、マウスピースによって歯に継続的な力をかけて歯を動かします。

そのためマウスピース装着時には違和感を感じることが多く、特に新しいマウスピースを着けた時には痛みを感じる場合があります。

キレイライン矯正やhanaloveは痛みを軽減するために独自の工夫をしているので、痛みが気になる人は選択肢に入れておきましょう。

【キレイライン矯正】ソフトとハードの2種のマウスピースで負担なく歯を動かす

キレイライン矯正は、歯の動きに応じた複数のマウスピースを使って徐々に矯正していく方式です。

さらに一つの型でもソフトとハードの2種のマウスピースを用意しており、最初にソフトを使用したあとにハードを装着することを繰り返していきます。

これらの工夫で無理なく徐々に歯を動かして、痛みの少ない矯正を可能にしています。

提携クリニックが多いマウスピース矯正ランキング

マウスピース矯正では、矯正ブランドが提携しているクリニックに通院することが必要です。

提携クリニックが自宅の近くや交通の便のよい場所にあることは、クリニック選びで重要なポイントです。

キレイライン矯正の提携クリニックは全国に100院あるので、多くの人が通える範囲にクリニックを見つけることできますよ。

【キレイライン矯正】全国に100院の提携クリニック

キレイライン矯正は、全国に100院の提携クリニックを持っています。

全国どの提携クリニックでも一律同じ料金で、同品質の治療がうけられます。

駅の近くにあるクリニックが多く、クリニックへの通いやすさの面ではもっともおすすめできるので、まずは自宅から通える範囲にキレイライン矯正の提携クリニックがあるかどうかを確認してみましょう。

クリニックに通えない人向けのマウスピース矯正ランキング

マウスピース矯正では、患者の口腔内のデータをとるときや、矯正の進行具合を確認するためにクリニックに通院することが必要です。

そのため多くのマウスピース矯正ブランドはクリニックと提携していますが、通える範囲に提携クリニックがない患者は歯列矯正を受けることができません。

そういう人のために、hanaravi、hanalove、Oh my teethはオンラインサポートを充実して可能な限り通院回数を少なくしています。

【hanaravi】通院は歯型をとるときだけ、後はLINEでサポート

hanaraviは、クリニックへの通院回数が基本的には1回だけで済むマウスピース矯正ブランドです。

矯正が始まる前に歯型をスキャンするために、1回だけ提携クリニックに行きますが、矯正がはじまった後は通院の必要はありません。

患者のサポートはLINEを経由して行い、経過観察もLINEで行うので、近くに提携クリニックがない人でもマウスピース矯正が可能です。

マウスピース矯正をおすすめしない人とその理由を解説

ここまでは、マウスピース矯正のおすすめのブランドについて説明してきました。

マウスピース矯正は目立たない上に取りはずしも可能で、メリットの多い矯正方法ですが、すべての人におすすめできる万能なものではありません。

ここでは、マウスピース矯正がおすすめできない人について説明します。

安さ重視で格安マウスピースなどを使う人

格安で歯科矯正をしたいと思う人の中には、数千円程度の市販のマウスピースを使って矯正しようと考える人がいます。

しかし、市販のマウスピースでは歯が動く効果は全く望めません。

歯科矯正のためのマウスピースは、高い精度で個人に合わせて作り込むことが必要です。現在の口腔内のデータを収取し、綿密な治療計画を立てた上で作成されます。

そのためマウスピース矯正にある程度以上の費用がかかってしまうのは避けられないので、極端に安い費用で歯並びを改善しようとしている人にはマウスピース矯正はおすすめできません。

自己管理ができない人

マウスピース矯正は、矯正具であるマウスピースを取りはずしできるのが大きなメリットです。飲食時にはずしておけば食事を普通に楽しめますし、歯磨きも通常どおりにできて衛生的です。

しかし、取りはずしが可能な部分が欠点にもなります。

効果を十分発揮するためには1日20時間以上装着しなければならないため、食事のたびにマウスピースを着けなおす必要があります。はずしたマウスピースを置き忘れる可能性にも対処しなければなりません。

また、一定期間ごとにマウスピースを新しいものに取り替えていくことも、自分で管理しなければならない部分です。

マウスピース矯正を成功させるためには、自分をコントロールすることが必須です。めんどくさがって自己管理をおろそかにするのタイプの人には、マウスピース矯正をおすすめしません。

マウスピース矯正を適用できない重度な症状の人

マウスピース矯正は全ての症状に適用可能な方法ではありません。

• 大きく歯を動かす必要がある重度な症状
• 骨格に原因がある場合
• 歯周病が進行している場合やインプラントが多い事例

このような症状には、マウスピース矯正を適用できないことが多くあります。

自分の症状にマウスピース矯正が適用できるかどうかは、専門の歯科医師に相談することが必要です。

関連記事マウスピース矯正ができない症例とは？難しい歯並び5つと対策を解説

マウスピース矯正はメリットが多い矯正方法ですが、中にはマウスピースでは治療できない症例もあります。マウスピース矯正をしてみたいけど、自分の歯並びは矯正できるの…

マウスピース矯正選びについてのよくある質問

ここまでは、おすすめのマウスピース矯正ブランドや選び方のポイントについて説明してきました。

主なブランドの特徴もつかめてきましたよね。

最後に、マウスピース矯正選びに関してよくある質問についてまとめて答えていきましょう。

マウスピース矯正は部分矯正と全体矯正のどちらを選べばよいですか？

マウスピース矯正には、前歯部分の軽度な矯正が対象の部分矯正と、奥歯まで動かす必要のある中程度以上の症状を扱う全体矯正があります。

自分の症状にどちらが適用できるかは、歯科医師に相談してみるのが確実です。

前歯の歯並びを治したい時でも、奥歯から動かす必要があるため全体矯正を選ぶ場合があるので、自分で判断するのは難しいと理解しておきましょう。

マウスピース矯正が可能かどうかを無料で相談できますか？

多くのブランドでは、マウスピース矯正が可能かどうかを相談できる無料カウンセリングを行っています。

提携クリニックの医師にしっかり相談できるので活用しましょう。

複数のブランドの提携クリニックに相談して比較してみるのもよい方法です。

クリニックに通わなくてもマウスピース矯正ができるブランドがありますか？

hanaravi、hanalove、Oh my teethなどは、クリニックに通院する回数が少なくて済むブランドです。

矯正開始前の歯のデータ収集のときにはクリニックに行く必要がありますが、その後はマウスピースが自宅に届き、LINEでサポートされます。

経過観察もLINEで行うので、クリニックに通院する必要はありません。

子供でもマウスピース矯正ができるブランドがありますか？

15歳前後からマウスピース矯正を推奨しているブランドが一般的です。

マウスピース矯正は自己管理が必要なので、小さな子供にはハードルが高い治療法です。

マウスピース矯正の効果が出ない場合に返金してくれるブランドがありますか？

マウスピース矯正を途中で解約した場合、多くのブランドではその時点でまだ発注していないマウスピースの分の金額は返金してくれます。

すでに発注済みのものに関しては返金されません。

途中解約時に返金される範囲の詳細はブランドごとに違うので、契約時に確認しておきましょう。

まとめ

この記事ではおすすめのマウスピース矯正ブランドを紹介しました。

また、マウスピース矯正選びのポイントについても解説しましたので、自分に合うブランドの選び方がしっかりイメージできましたよね。

マウスピース矯正は、高額な費用と、数か月から数年の長い時間がかかります。

その間マウスピースを装着し続ける不便と付き合っていかなければならないので、どうしても失敗は避けたいですよね。

多くのブランドが無料でカウンセリングを行っているので、自分に合いそうなブランドがいくつか見つかったら相談しに行ってみましょう。

関連記事おすすめのマウスピース矯正10選！選び方やタイプ別ランキングも紹介

「話題のマウスピース矯正にはどんなブランドがあるの？」「自分に合うのはどのマウスピース？」そんな質問に答えるために、この記事ではおすすめのマウスピース矯正ブラ…