GLP-1は個人輸入が安い？危険性やどこで買えるかを詳しく解説

GLP-1とは？効果と種類をおさらい

個人輸入できるかを知るためにも、まずはGLP-1とはどのようなものなのか、ダイエット効果と種類をおさらいしておきましょう。

GLP-1（グルカゴン様ペプチド-1）とは、食事したあとに小腸から分泌されるホルモンです。インスリンの分泌をうながすことで血糖値を安定させたり、胃に入った食べ物が出ていくのを遅らせる働きがあります。

血糖値が安定したり胃の動きが遅くなると、食欲を抑えられます。このGLP-1の働きを利用して食事量をコントロールするのが、GLP-1ダイエットです。

GLP-1ダイエットでは、薬を使って体内にGLP-1を補います。薬には飲み薬タイプと注射薬タイプがあり、主に用いられる種類は上記のとおりです。

GLP-1は個人輸入できる？入手方法を解説

GLP-1ダイエットにあまりお金をかけたくない場合は、「海外の安いGLP-1を個人輸入できたら…」と考えるかもしれませんね。

ここでは、個人輸入できるかどうかを含め、GLP-1の入手方法を詳しく解説します。

GLP-1には医薬品とサプリメントの2つがある

GLP-1と呼ばれる製品は、大きく医薬品とサプリメントの2つに分けられ、上記の違いがあります。

GLP-1ダイエットに用いられるリベルサスなどは、医薬品です。正確にはGLP-1受容体作動薬といい、2型糖尿病の治療薬として効果が認められています。

一方で、Amazonや楽天市場などの通販サイトでGLP-1の名称を使って販売されているのは、サプリメントです。

体内のGLP-1の分泌を活発にするための栄養素が含まれていますが、医学的に効果が認められたものではありません。

GLP-1医薬品を買うには医師の処方箋が必要

医薬品のGLP-1を購入するためには、医師の処方箋が必要になります。

医薬品は一定の効果がある一方で、使い方を間違えると体に害を与えるリスクがあり、医師による正しい取り扱い方の説明が必要だからです。

市販では購入できず、リベルサスやサクセンダを使いたい場合は医療機関やクリニックを受診して医師から処方してもらう必要があります。

なお、GLP-1受容体作動薬は糖尿病の治療薬として承認されていますが、日本ではまだ肥満症の治療薬としては承認されていません。

そのため、ダイエット目的でGLP-1医薬品を購入する際は保険適用外となり、全額自己負担です。

GLP-1医薬品を韓国などから個人輸入するには認可が必要

GLP-1受容体作動薬は韓国などの海外では肥満症治療薬として承認済みのため、保険を適用して安く購入できます。

ただし、医薬品を海外から輸入する際には、医薬品医療機器等法（医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律）の規定により、上記の認可が必要です。

明らかに個人用とわかる（販売や営業目的ではないとわかる）内容や数量であれば認可の手続きが不要と判断される場合がありますが、製造元が不明瞭であったり少しでも怪しければ指摘を受ける可能性が高いです。

参考資料厚生労働省｜医薬品等の個人輸入について
厚生労働省｜数量にかかわらず厚生労働省の確認を必要とするもの

GLP-1医薬品の個人輸入代行業者もあるが手数料がかかる

上記のように、GLP-1医薬品を個人輸入するのは手続きの手間がかかります。そこで、面倒な手続きをまとめて依頼できる個人輸入代行業者を利用する方法も考えられます。

しかし、個人輸入代行業者を利用するには、GLP-1医薬品の代金に加えて委託手数料や送料が必要です。GLP-1医薬品を安く購入するはずが、結果としてあまりメリットがないことも多いです。

また、信用できる個人輸入代行業者を見つけるのは難しく、商品が届かなかったり個人情報が流出するリスクがあるためおすすめできません。

GLP-1を個人輸入する3つの危険性

GLP-1の個人輸入に手間がかかることを解説してきましたが、個人輸入には危険も伴います。ここでは、GLP-1を個人輸入する3つの危険性について詳しく解説します。

1. 品質確認されていないGLP-1を入手する可能性がある

海外で販売されているGLP-1医薬品のなかには、十分に品質確認がされていない製品が流通している場合があります。

国内の正規品は、医薬品医療機器等法により一定の水準の品質、有効性、安全性が担保されていますが、海外製品が同じ水準の確認をしているとは限らないためです。

製造場所の衛生環境が悪い可能性もあり、低品質なGLP-1医薬品を摂取することで感染症や副作用などの健康被害が生じるリスクがあります。

また、個人輸入したGLP-1医薬品がそもそも偽造品や違法転売品である可能性も否定できません。

2. 必要な説明を受けられずGLP-1の使い方を誤る可能性がある

クリニックなどで処方される場合とは異なり、個人輸入でGLP-1を入手すると使い方の説明を受ける機会がありません。

GLP-1のパッケージや説明書には海外の言語が使われており、細かい内容まで理解するのは困難です。

使い方を十分に理解しないままGLP-1を摂取するのは大変危険です。特に、GLP-1のほかに何らかの薬を常用していたり、持病のある方は重い副作用を引き起こすリスクがあります。

本来GLP-1を使用してはいけない方が入手できてしまう点が、個人輸入の怖いところです。

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3. GLP-1の副作用が出た場合の対応に困る

個人輸入したGLP-1を服用して副作用が出た場合、適切に対応するのが困難という問題があります。

海外で製造されたGLP-1医薬品は、医師や薬剤師でも成分や作用などを詳しく把握できていない場合が多いからです。

対応が遅れると副作用の症状が重症化するリスクがあり、ひどい場合には後遺症が残ることもあります。

なお、海外のGLP-1医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救援制度の対象外です。

国内の正規品を適切に使用していれば、健康被害が生じた場合に給付金などの補助を受けられる制度ですが、個人輸入した場合は給付を受けられません。

参考資料厚生労働省｜医薬品等の個人輸入について

GLP-1は個人輸入よりクリニックでの処方がおすすめ

ここまで解説したとおり、GLP-1の個人輸入には危険が伴うためおすすめできません。GLP-1を購入するならクリニックで処方してもらいましょう。

GLP-1をクリニックで処方してもらう一番のメリットは、医師の診察と説明を十分に受けられる点です。持病や体調などを考慮したうえで、安心してGLP-1ダイエットに取り組めます。

また、GLP-1以外にも漢方薬や脂肪冷却などの医療機器ダイエットを取り扱っているクリニックが多く、より効果的なダイエット方法を提案してもらえる場合がありますよ。

個人輸入は不要！GLP-1を処方できるおすすめクリニック3選

GLP-1を個人輸入ではなくクリニックで処方してもらうなら、以下のクリニックがおすすめです。安くお得に購入できるクリニックを厳選したので、ぜひ参考にしてください。

クリニックフォア｜定期配送でGLP-1リベルサスが15%OFF

クリニックフォアは、GLP-1のオンライン処方に対応したクリニックです。ビデオ通話を使ってクリニック医師のオンライン診療を受ければ、最短翌日には自宅にGLP-1が届きます。

GLP-1内服薬のリベルサスの定期配送が可能で、15%の割引価格で購入できます。30日サイクルの自動配送なので、忙しい方でも負担なくダイエットを続けられますよ。

糖尿病の専門医が所属しており、個人輸入とは違って手厚いサポートを受けられる点が心強いですね。

湘南美容クリニック｜3種類のGLP-1を取り扱う豊富なメニューが魅力

湘南美容クリニックは、美容業界大手の湘南美容グループが運営する美容クリニックです。全国130院以上を展開しており、通院できるクリニックが見つけやすいですよ。

GLP-1はリベルサス、サクセンダ、オゼンピックの3種類に対応しており、ご自身にピッタリのGLP-1を選べます。また、脂肪冷却やハイフなどの医療機器メニューも充実しています。

美容のエキスパートから最適なダイエットプランを提案してもらえる点が、個人輸入にはないメリットです。

WITH BEAUTY CLINIC｜GLP-1サクセンダが安くて送料無料

WITH BEAUTY CLINICは、サクセンダを比較的安く購入できることで評判のクリニックです。3ヶ月コースなら約16%OFFで利用できます。

また、会員限定でGLP-1の配送料が無料になる点もうれしいですね。GLP-1注射薬はクール便（冷蔵便）で送付する必要があるため、送料は1回1,000円以上かかる場合が多いです。

個人輸入の場合は海外からの配送料がかかることを考えると、WITH BEAUTY CLINICのような国内のクリニックで、お得かつ安全に処方してもらうことをおすすめします。

GLP-1の個人輸入に関するよくある質問

最後に、GLP-1の個人輸入に関するよくある質問を紹介します。個人輸入は一歩間違えれば違法行為につながる可能性があるため、疑問をしっかり解決しておきましょう。

Q1｜GLP-1を許可なく個人輸入するとどうなる？

GLP-1を許可なく個人輸入する行為は、違法行為に該当する可能性が高いです。

海外からの輸入物は税関検査を受けるため、許可証がないことがわかれば没収となり詳しく調査されます。悪質と判断されれば、行政指導や罰則を受ける事態に発展しかねません。

医薬品は人の健康や安全に大きな影響を与える可能性があり、不正流出などを防ぐために厳しく規制されています。

GLP-1を利用する場合は法律を遵守し、必ず正規のルートで入手しましょう。

参考資料厚生労働省｜医薬品等の個人輸入について

Q2｜GLP-1の個人輸入に関する許認可の申請方法は？

GLP-1の個人輸入に関する許認可の申請方法は、上記のとおりです。厚生局が申請書の内容を確認し、問題ないと判断されれば「輸入確認証（旧薬監証明）」が発行されます。

この輸入確認証を税関に提出することで、申請した医薬品を受け取ることが可能になります。

なお、個人輸入したGLP-1を第三者に譲渡したり販売することはできません。使い切れなかったからといって、周囲に渡したり転売しないようにしましょう。

参考資料厚生労働省｜医薬品等の個人輸入について

Q3｜GLP-1は個人輸入以外にどこで処方してもらえる？

GLP-1を個人輸入以外の方法で入手するには、医師の処方箋が必要です。主に取り扱っているのは美容クリニックや美容外科のある医療機関などのため、医師の診察を受けたうえで処方してもらいましょう。

近くに通院できるクリニックがない方は、オンライン処方を活用してみてください。クリニックや薬局に行く必要がなく、最短翌日には自宅にGLP-1が届くので便利ですよ。

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まとめ

リベルサスやサクセンダなどのGLP-1を個人輸入するには、厚生労働省などの認可が必要です。

申請手続きには手間がかかり、個人輸入代行業者を利用する場合もトラブルに発展するリスクが高いため、おすすめできません。

また、海外のGLP-1は品質確認されていない可能性があり、使用することそのものが危険です。

GLP-1ダイエットをする場合は、国内のクリニックを利用して医師のサポートを受けるようにしましょう。

定期購入割引などが充実したクリニックなら、費用の負担を抑えられますよ。通院不要なオンライン処方も便利なので、本記事で紹介したクリニックをぜひチェックしてみてくださいね。